ども。親のすねかじり虫ことYagirinです。
手札というと悪い言い方かもしれませんが、使える手札はちゃんと使う。
それが筆者
その手札が友人や親であっても
(権力、地位などは使わないで保持する方が効力がある場合がある)
このことは親にも伝えており、逆に息子も使える手札としてやってほしいことはやってほしいと自ら伝えています。
一見冷たいように見えるかもしれませんが...(^^;
筆者は感情と論理を切り離える理系人間なのでこういった考え方の方が楽なんですよね~
今回の北海道旅行で使う手札はこちら
- 母上のポケットマネー
- 筆者自身の北海道旅行の経験
- 筆者の旅スキル全般
総合的にみると母上よりも筆者の方がウェイト重くない?
お金出してもらうから文句はないけど(笑)
次に互いのメリットを書き出してみる
▼母上
- 人生初の北海道旅行に北海道経験者が同伴する安心感
- 飛行機、宿、レンタカーの予約全任せ
- 旅プラン全任せ
- 家族という気軽さ
- 息子との思いで作り
▼筆者(Yagirin)
- かね、カネ、金!←現金な奴
- 1人だと行きにくいところに行ける(旅館とか動物園)
- 親孝行した気分になる
書き出してみるとけっこう互いにウィンウィンですね♪
親はお金を払って楽に息子と旅ができ
息子は親のお金で旅館に泊まったりおいしい料理を食べる
うん、完全に個人ガイドですね(笑)
ぼんやりとですが、ゆくゆくは旅の経験を生かした個人ガイドをやってみたいと思っていたりして
最後に3月末にポス貼りキャラバン(世界一周の活動)で金沢に行きました。
とても素晴らしい場所だったので、その写真をのせて終了します
以上近況報告でした
目次
2022年10月19日(水)日本一周41日目
おはようございます。
今朝はライダーの実家「快活クラブ」からスタートです
快活CLUB 倉敷水島店
基本情報
https://goo.gl/maps/6fWs8Eze1njquqz7A
ウェブサイト
快活CLUB|倉敷水島店|カラオケ・ダーツ・ビリヤードならネットカフェ(漫画喫茶)の快活クラブ
昨日入店したのはナイト8時間パック開始の20時
つまり、必然的に朝の4時には店をでなければならない
そして、コンタクトだったり身支度がある
なので実際は4時の1時間前...
それすなわち、朝の3時に起きる
朝の3時って...それもう深夜じゃん( ゚Д゚)
普通なら寝坊する流れですが、筆者は良くも悪くも寝坊することがない
時間内に起きれば8時間ナイトパック発動で格安料金というメリットがあるのだが、
たとえ、寝坊したとしてもネタとして消費できる。
どっちに転んでもうま味成分グルタミン酸ナトリウムたっぷりでしかない(笑)
そう思うとナイト8時間パックはメリットしかないですね(ハイ論破)
とりあえず、駐車場で日本一周ボードを更新して出発
4:12 快活クラブ 出発
基本的に夜間走行「夜走」は苦手です(^^;
特に知らない場所での夜走はかなりメンタルに響きます。(メンタル弱者)
だって見知らぬ土地で真っ暗の中走るとか心細すぎて泣きそうになるもん
そういう意味で夜走は苦手ですが、今回はその限りではない
深夜~夜明けにかけての夜走は例外的に大好きです
夜明け前の生命が動き出すぞ!
っていう感じの雰囲気が筆者は大好きなんですよね
例え暗くても数時間後の未来は明るいと分かっているというのもある。
なので今回の夜走はかなり楽しい
昨日の晩同様に放射冷却でかな~り冷え込んでいます。
でもその冷たい空気がとても心地よかった
トラックしか走っていない夜の倉敷市街地を抜けて山道にはいる
県道54号線(倉敷美袋線)を北上
山道に入るとさらに空気が冷たくなる
その冷たさは刃物とぎのように全身の体の感覚が研ぎ澄まされる
そして放射冷却してるので分かってはいたが
星がどえりゃ~きれい!
交通量の少ない道を自分のペースで星を眺めながら走る
こんなに楽しいナイトランは初めてかも(●'◡'●)
そんな夢心地のような感覚で田舎道を走っていると道脇に落下物?を発見
速度を落として通り過ぎる
えっ?自転車じゃん(゚д゚)!
田舎道に自転車が路肩ですが車線を塞ぐように転がっている...
しかも深夜に
こわい×3
見て見ぬふりもできましたが、あまりの違和感に来た道をUターン
頼む!俺の勘違いであってくれ
祈りながら転がっていた自転車周辺を散策する
(怖すぎて半べそかいてた)
筆者「誰かいますかー?」
???「ヴぅぅうう...」
ひゃっ、誰かいる(゚д゚)!
うめき声が聞こえる先を見ると
藪の中に顔から血をながしたおっちゃんが転がっていた(ホラー画像)
マジか...
嫌な予感あたっちゃったよ...
※長くなるので以下省略
まとめると、救急車を呼んで警察から事情聴取を受けて再出発しました。
自転車に目立った外傷がないことから、よっぱらって自分で転んで藪の中に転がったと思われる(筆者予想)
顔から血を流していたのでガチで焦りました(^^;
一応、船の衛生管理者講習を受けていたので自分で言うのもなんですが、的確な行動がとれたと思います。
救急隊から
「かなり冷え込んでいて発見が遅れたら低体温症で死んでいたかもしれません」
と言われました。
大袈裟かもしれませんが、
日本一周で1人の命を救うことができました
逆に筆者が日本一周をしていなければ藪の中に転がっていたおっちゃんは死んでたかもしれない。
そう思うとなんだか日本一周している自分が誰かの役にたったんだなぁとちょっぴり誇らしい気持ちになれた
時間にして1時間くらいの出来事だったけど、当時はかなり長く感じました。
特に救急車が到着するまでの間(^^;
救急車と、警察を呼んだ謎の興奮でドキドキしながらバイクを再び走らせる
再び県道54号線を北上→国道180号線に接続
空が薄明るくなってきた
高梁川を遡上
川沿いの道って爽快感があって走っているだけで気持ちいい
朝の川(上流部)は神秘的な感じでこれまた良い!
旧吹屋往来とと道を進み
幻想的な雲海?霧が山にかかっていたのでバイクにまたがったままパシャリ
実際に見た景色はこれの倍以上は魅力的で神秘的でした。
写真にした途端それらが消えてしまうのがもどかしい...
細い道(宇治下原線)に入る手前で謎の廃墟を発見
(。´・ω・)ん?
なんじゃこりゃ?
記事を書くにあたって、Googleマップ確認したら新しい場所ができていた(笑)
羽山鉱山跡
基本情報
https://goo.gl/maps/8rcHtWeNSEk4ZmsK7
筆者のレビュー
廃墟って謎の魅力というか、魅惑があると思う。
建物の朽ち方からその建物の歴史や栄えた年代、当時の暮らしなどを自然と想像する
その想像はゆるくじんわり長く続く漢字の楽しさがある。
時間が経てばたつほど熟成のようにうま味成分が増すに似ている気がする(分かりにくい?)
最初はなんだこりゃ?と頭空っぽで見るだけ
景色の見えるがままにその景色を頭にインプットするだけ
時間が経つとそういやあの建物なんだっけ?と突然記憶がフラッシュバックする。
そうやって思い出すたびにそういやあの建物ってなんだっけ?
と急に気になりだすんですよね。こういうのは筆者だけかもしれませんが(^^;
まぁ、ネットで調べてみてもこれと言った情報は見つかりませんでしたが...(;'∀')
写真を何枚か撮って出発する
再びバイクにまたがり細い県道300号線(宇治下原線)を進む
細い道だが、四国の本場の険道を走っているので怖いとは感じない
山や、高い草木によって薄気味悪い道を進むと突然異彩を放つトンネルが出現
なるほど、ここか。
6:43 羽山第2トンネル 到着
羽山第2トンネル
基本情報
https://goo.gl/maps/DMbh4UsqMJqMMn9k6
筆者のレビュー
この素掘りの羽山第二隧道は、全長32.0m、幅員3.0mで、大正8年着工、大正10年の開通。
開通当時、ここを通った荷車や馬車の幅は1m少々なので、幅員は3mもあればすれ違いができたのです。
バイクを脇に置いてトンネル周辺を散策する
まだ6時台&山の中ってこともあってちょっと薄暗い
カメラのISO感度アゲアゲの写真を撮る
朝一ということもあってゆっくりと観光することができました✌
こういうサッと立ち寄ってサッと変えることができるB級スポット、大好きです(●'◡'●)
動画も何本か撮影して西に向かって走りだす
※ちなみに羽山第2トンネルは現在は通行止めです
2023年2月2日現在、羽山第1、第2トンネルは補強工事などの為通行止めになっていて見る事ができません。
開通から100年以上経つトンネルの為に老朽化が起きていて、天井や側面にモルタルを吹き付けて岩肌を覆う工事などをするとの事です。
現地の看板を見ると2023年3月10日(3月24日?)まで終日全面通行止めとの事でした。
by 羽山渓・羽山第2トンネル※2023年2月2日現在通行止め - ドライブ旅.com|観光地・絶景・ドライブ旅行情報 (dora-tabi.com)
老朽化はどうしようもないですからね~
諸行無常といいますし
これは羽山第2トンネルに限った話ではなく、オトンルイ風力発電所などの有名スポットでさえも老朽化理由から建て替え作業が始まっています。
B級スポットならなおさらです
筆者が危惧しているのは、利用者が少ないB級スポットは利用者の少なさから採算が合わなくて工事が終わらないという未来(永遠に工事中、永遠に通行止め)
この危惧はこの10年で加速すると筆者は予想しています
とくに日本の天然記念物ともいえる「酷道・険道」は今後どんどん交通止めになるだろう
悲しいけど...(筆者は酷道スキー)
なので僕たちができることは通行止め、建て替えになる前に少しでも早くそういった場所に行くことである。
ブログで何回も言っていることですが、行きたい場所は早く行くに限ります。
繰り返しになりますがこの世は諸行無常
永遠に今が続く保証はありません。それは自分自身もそうですし、建物や道もそうです。
悲しい、怖いと感じる人もいるかもしれませんが、これがこの世の真理です。
真理は拒絶することもできますが、それは最終的に自分自身を苦しめることになります。
はなしがだいぶ逸れてしまいました(^^;
こういったB級スポットは1秒でも早く行った方がいいよというお話でした。ちゃんちゃん
7:01 羽山第2トンネル 出発
トンネルを出発してからはひたすら移動
来た道を引き返し、国道313号線(ロマンチック街道313)を西に進む
早朝から感じていたのだが...
めっちゃ寒くない⁉(今更)
時期は10月の中旬、朝晩はかなり冷え込む
しかも、放射冷却でその冷え込みはシベリア級←おおげさ
しかも山影で太陽の光が隠れる山道だからなおさら寒さを感じる
寒さに歯を食いしばりながら山道を進む
また、快走路ということも寒さの原因の1つと分析する
国道432号線(三原東城線)で広島入り
8:33 無料駐車場 寄り道
寒さでお手洗いが近くなったので寄り道
バイクを停車するだけで体温がじわじわと回復していくのを感じる
できるだけ体温ゲージを回復して再び走り出す
8:41 無料駐車場 出発
広島ののどかな田んぼ道を走る
(。´・ω・)ん?
なんでこんな田舎にあの国民的大スターがいるんwww
9:30 寄り道
B'zかかし
基本情報
https://goo.gl/maps/9Si7N9QYexrRWHdy6
筆者のレビュー
この場所に凛としてそびえ立っているのは、その名も”B’zかかし”。B’zのギタリスト・松本孝弘と、ヴォーカリスト・稲葉浩志に見立てた2体のかかしが、「B’z」と書かれた木造のステージの上に設置されています。
by 広島県東広島市にある「B’zかかし」とは? | 超(ウルトラ)速報 (bztakkoshi.com)
うん
なんか力ぬけるなぁ~(笑)
この脱力感がたまらない(●'◡'●)
※筆者はB’zのファンではありません。
そもそも「ウルトラソウル」しか知らないレベルの人間です。
なのでどっちが松本でどっちが稲葉かわかりませんが、そんなのどうでもいい!
俺は猛烈に感動している
この田舎にこのステージを作った魂が熱い人間がいるという事実に
手作り感がぱないですが、とてもB’z愛を感じるかかしでした
最後にバイクと一緒に記念撮影
さて、山口に向けて走るか
9:35 B'zかかし 出発
その後、広島市街地に突入
懐かし(大学生以来)の国道2号線を走る
相変わらずトラック率高いな~
瀬戸内海を左手にみながら山口に向けて走る。
山口県に突入
途端にガードレールの色がオレンジ色に変わる
オレンジガードレールを見るたびに山口に来た子を実感します
山口県内でよく見かける「黄色いガードレール」。
始まりは昭和38(1963)年に山口県で国民体育大会が開催された頃。山の緑に映え、視認性がよいことから、景観整備の一環として、山口県が管理する道路のガードレールが、県の特産である「夏みかん」の黄色に統一されました。
by 山口まめ知識・トップ - 山口県ホームページ (yamaguchi.lg.jp)
公式では黄色いガードレールみたいですね...(^^;
山口を感じながら進み目星をつけていたドライブインに到着
12:11 ドライブイン 到着
ドライブインあけみ
基本情報
https://goo.gl/maps/Ro52MmdqRBU84UJx8
筆者のレビュー
ドライブインというだけあって駐車場は広々
12時ということで店内はかなり込み合っていた
まー、そうだよね(;^ω^)
人が多かったので店内の写真は撮っていないですが、昭和感ただよう昔ながらのドライブインって感じ
安っぽい丸椅子や古びた机や内装がとても雰囲気があって良いです^_^
この良さはドライブイン好きなら分かるはず!
あと店内も働く人々でにぎわっており、とてもエネルギーに満ち溢れています。
地元のサラリーマン、トラックのあんちゃん、定年退職した高齢者。
そして筆者みたいなライダーなどなどいろんな人のオアシスになっていた
席の空きがなかったので
店員さん「相席でもよろしいですか?」
と言われたので「もちろん!」と返す。
おじいちゃんの向かいに着席。
オーダーは広島成分補給したいということでカキフライ定食ご飯大盛(+50円)を注文
そして注文の品がきた
いや×3
ご飯の盛り方がマンガやんけ( ゚Д゚)
これが今流行りのマンガ盛りというやつか(勝手に納得)
どう頑張ってもご飯が崩れるやつ(笑)
そしておかずとご飯の比率がおかしいので高度なバランス戦略が必要となる
バランス戦略を考えながら崩れる山もりご飯を食べ崩して
完食!
美味しゅうございました(●'◡'●)
忙しい時間にも関わらず店員さんの接客はとても丁寧で感動しました。
お会計の時に美味しかったことを伝えて店をでる
さ、寝床にいきますか
13:08 ドライブイン 出発
国道2号線に戻りさらに西に向かって走る
必殺無料高速を使用
ジクサー150はこういった高速ちょい乗りができるのがいいんだよなぁ(親ばか)
防府東インターを降りる
降りて川沿いを走ると今日の宿が見えてきた
お察しのとおり今日はキャンプです
14:19 キャンプ場 到着
ゆうゆう広場
基本情報
https://goo.gl/maps/ngwACKuXM4SS7Tvj8
ウェブサイト
ゆうゆう広場(佐波川右岸河川敷多目的広場) - 防府市公式ホームページ
筆者のレビュー
この広場はバーべキューなど多目的に利用できます。宿泊および火気を使用する場合は、利用届出書の提出をお願いします。 また、下記のことを守ってご利用ください。
by ゆうゆう広場(佐波川右岸河川敷多目的広場) - 防府市公式ホームページ (city.hofu.yamaguchi.jp)
オンラインでも申請できるので筆者はオンライン申請しました↓
上記届出書は連絡先等を確認するものであり、利用場所の確保はできません。
少し手間かもしれませんが、無料で利用させてもらうという精神でちゃんと申請したい。
郷にいては郷に従え
その土地のキャンプ場のルールをしっかり確認したうえで利用したい。
自分の常識は他人の非常識、地元の常識は地方の非常識。(今筆者が作った)
そんなスピリットをずっと持ち続けたい所存でございます
説明のあとは設営
ちゃちゃっとテントを設営→中国産青タラコを干す
早く干せるように観音開きにする(小技)
そして物干しざおと化す愛車
うーん、旅している感あるなぁ(笑)
設営したら周辺を散歩
周辺を散歩してススキとエノコログサで秋のお茶を作って本日は終了
最後に土手に沈みゆく夕日を眺めて終了
夕日は何回見ても、今日1日がもう終わってしまうんだなぁ
と感じておセンチになる。
無性に寂しい気持ちになるが、それも旅の醍醐味
さて、明日に備えて寝ますか
おやすみなさい。
41日目のログ
走行距離 334㎞
走行時間 8時間45分
踏破都道府県数 36/47(本日+2)
出費
ガソリン 1000円
カキフライ定食 1050円
合計 2050円
無料キャンプ場(宿泊費0円)は本当にありがたい!
やっぱり節約のコツは宿泊費ですね。
食費は楽しみと時短の兼ね合いで外食の方がコスパ・タイパが良いことに最近気づいた。
まとめ
- バイクで人生初のポリスメンデビュー
- 行きたい場所はお早めに
- 懐かしの国道2号線とオレンジガードレール
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