ワールド・エクスプローラー “やぎりん”の大冒険

元船乗り。2022年バイクで日本一周→2023年バイクお遍路→地球一周クルーズ→2024年ボディビルを目指しながらトレーナーとして働く

【登山】難易度アップ!ピストンde北アルプス(抜戸岳)

ども

 

ヤマノススメに影響されたアニオタの1人 やぎりんです(・∀・)/ ハーイ

※好きすぎて大学時代に舞台の埼玉県飯能市聖地巡礼した

 

 

目次

 

 

ヤマノススメとは(興味のない方は飛ばしてもらっても構いません)

 

インドア趣味で高所恐怖症の主人公の少女・あおいが、アウトドア志向の幼馴染・ひなたとの再会をきっかけとして、幼い頃に見た山頂での来光を再び目にするべく、登山に臨む物語である。物語は、主に主人公の視点から描かれる。

by ヤマノススメ - Wikipedia

 

 

 

2022年には4期 ヤマノススメ Next Summit を放送

 

最終話は胸熱展開で筆者もこみあげてくるものがありました

 

是非4期見ていない人はアマプラで見てほしいです!

 

 

ヤマノススメは結構初心者向けなので登山を知らない人がみても楽しめると思います

 

主人公の「あおいちゃん」が成長していく姿を見守るのがお父さんみたいな感覚で良かったです(●'◡'●)

 

雪村あおい(ゆきむら あおい)
声 - 井口裕香[9][10][11]井上麻里奈(ドラマCD版) / 演 - 高橋紗妃
女性。本作の主人公。1998年2月19日生まれ[注 2]。高校1年生。15歳。血液型はB型。身長152cm、体重43kg、ブラジャーのサイズはAカップ
by ヤマノススメ - Wikipedia

 

 

思春期の心の揺らぎだったり、葛藤だったり人間らしい部分がとてもリアル

それをアニメでさりげなく見せるあたりもGood

 

初めはネットで「あおカス」とか言われるほどぶっちゃけ性格が良くない主人公でした

 

しかし、仲間と山を登りを重ねることで肉体的・精神的にたくましくなる

 

その姿は少年漫画ほどダイナミック(劇的)ではありませんが、とてもリアリティを感じることができた。

 

 

つまり、めっちゃ刺さった!

 

 

この前4期を見終えたの→その興奮冷めやらぬ状態で書いたので暑苦しいかもしれません(^^;

 

しかし、この胸の熱さを共有したいがために無理に今回の記事の冒頭にくっつけさせてもらった

 

つまり何が言いたいかって?

 

 

ヤマノススメはいいぞぉ

 

 

布教活動はこれくらいにして、山の説明に移る(そそくさ)

 

 

今回登る山の紹介「抜戸岳」

 

抜戸岳

 

 

抜戸岳(ぬけどだけ)は、岐阜県高山市[3]にある飛騨山脈南部の標高2,812.8 mの山。

槍ヶ岳双六岳を結ぶ主稜線上の樅沢岳から南西方向に笠ヶ岳に続く稜線の途中にあり、中部山岳国立公園内にある[4]ぎふ百山の一つである[5]。山頂の東斜面に大きな崩壊地がありこれが「ぬけ」と呼ばれ、山名の由来となっている[6][7]

by 抜戸岳 - Wikipedia

 

 

体力度は③~⑤Maxとコースによってはかな~り過酷※5段階

 

コース定数をもとに体力度を算出しています。コース定数とは、鹿屋体育大学の山本正嘉教授が提唱されている概念で、そのコースを歩いた時にどれだけのエネルギーを消費するかを表す数値です。

コース定数 = 1.8 x 活動時間(h) + 0.3 x 活動距離(km) + 10.0 x 上り累積標高(km) + 0.6 x 下り累積標高(km)

by 体力度とは? – YAMAP ヘルプセンター

 

 

ネタバレになるが実際に計算してみよう

 

 

コース定数=1.8×8.333+0.3×17.4+10.0×1.851+0.6×1.850

 

39.8394

 

45以下なので体力度=③になりますね

 

 

登山スタイルが「ピストン」ということで活動時間が短く収まっている

→体力度を大幅に下げた原因になった

 

 

この指標だけで考えると活動時間を削れば削るだけ体力度がダウンする式ですね🤔

体重だったり荷物の重さは反映されていないのであくまでも目安

 

 

チェックポイント

 

5:00 登山者用無料駐車場

 

リゾバで奥飛騨に住み込みなう

→駐車場まで15分とかな~り近い

 

 

地の利特権最高すぎる(●'◡'●)

 

リゾバはいいぞオ (コンビニまで片道19㎞だけど…)

 

 

朝の爽やかな空気を吸い込みながら駐車場へ行く

 

しかし、駐車場は全然さわやかじゃない

 

 

車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車、車(ゲシュタルト崩壊)

 

 

 

 

なんじゃこりゃ

 

早朝なのに駐車場がゴミのようだ(ムスカ)

 

 

朝5時で稼働率

 

驚異の100%…Σ(゚Д゚)

 

 

恐るべし北アルプス(;'∀')

 

 

しかし、ここにも観光地同様にバイク特区(オアシス)があった

 

 

 

 

バイクで良かったぁあああああ!

 

 

危うく駐車場難民になるところでした(;'∀')

 

 

 

 

早速登山靴(マウンテンクルーザー)に履き替えてスタンバイ完了

 

ヤマップを起動して登山開始

 

 

さぁ、行くぞ!

 

 

温泉と食堂の看板
駐車所から新穂高温泉バス停まではこの道で抜けれる

 

蒲田川
近くに温泉があるからだろうか、水の雰囲気がいつもとは違う

 

石碑
みんな写真とっていたので筆者もつられてパシャリ

 

5:18 新高穂温泉バス停

 

奥飛騨温泉郷観光案内所
近くに有料駐車場有、トイレもあるよー

 

特に寄る用もないので華麗にスルー

(午後から雨予報なので少しでもタイムを削りたい)

 

 

蒲田川を渡り登山口に向けて進む

 

ネット予約制の駐車場
料金所の整備や管理、防犯対策がいらないので両方にとって都合がいい
今どきですねぇ🤔

 

朝日に照らされる山の頭

 

朝の天気は安定している

 

午後から雨が降るなんて考えられないぜ

 

 

写真を撮りながら緩やかな上り坂舗装路を進む

 

ゲート
ここから先は車が入れない

ここから先は砂利道ステージ

 

 

傾斜は緩やかなのでいいウォーミングアップアップ♪

 

心拍数も緩やかに上げて本格的な登りに備える

 

 

舗装路、砂利道を繰り返す

 

ところどころで落石の爪痕がある

 

笠新道登山口手前の広場
ヘリポートかな?

 

6:16 笠新道登山口

 

 

登山口に到着

 

ここから本格的な登坂が始まる(勾配がえぐい)

 

 

下山していた男性が「上の湧き水が枯れていたよ~」と言っていた

 

登山口に給水スポットがあり

 

でここで水筒を満タンにしていく↓

 

冷たくておいしい♪

 

水分は合計1.5ℓ

 

 

 

代謝はエネルギーも大事だが水がないことには始まらない

 

 

さて、気合を入れて登りますか!

 

いきなり石ゴロゴロステージを登っていく

 

6時になり朝日が山に差し込む
いつ見ても朝日と森のコラボレーションは神秘的だ(●'◡'●)

 

この時間から下山している人もちらほらとすれ違う

 

おそらく山小屋で宿泊していた登山者だろう

 

 

登りで追い越した人たちもみんな縦走スタイルの大きなザックでした

 

 

やっぱり北アルプス日帰りは少ないみたいですね🤔

 

普段来れないとこだけあって縦走スタイルが一番コスパがいいのでしょう

 

筆者の場合は地の利があるので日帰りスタイルがコスパがいい

(リゾバの関係で連休がないというのもある)

 

 

 

自由岩かな?
このサイズが転がってきたら確実に詰む(^^;

 

レスキューボックス

救急キット・ツェルト等が入っているらしい
鍵の番号は警察署に電話して聞くのだろう

 

視界が開けてきた

左奥はこの前登った「焼岳」かな?
活火山だけあって岩肌がごつごつしてかっこいい!

 

yagirin1008.hatenablog.com

 

 

視界が開けてから様々な花が姿を現す

 

君は「ササユリ」かい?
青い空と淡いピンクのコントラストが映え

ササユリ(笹百合、学名:Lilium japonicum)は、ユリ科ユリ属球根植物。日本特産で日本を代表するユリである。地域によっては、ヤマユリと呼ぶこともある。

by ササユリ - Wikipedia

 

 

(。´・ω・)ん?

 

 

もやしブルーベリー?

 

クロウスゴ(黒臼子)

果実は径8-10mmの球状の液果で、黒紫色に熟し食用になる。果実の先端は5角形にへこむ。

by クロウスゴ - Wikipedia

 

実は食用になるんだってー

味はブルーベリーなのかな?🤔

 

 

見慣れない植物をパシャリつつずんずん進む

 

 

 

 

やっぱり視界が開けたステージは解放感があって良き(●'◡'●)

 

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の花

山菜の「ウルイ」の方が有名かな?

花期は夏(6 - 8月ごろ)で、葉よりも長い花茎を伸ばして、白色または淡紫色のベル形のをやや下向きにつける[11][12]。花軸につく蕾は、下から上へと次々と開花していく[12]。花は漏斗形で、先が6片に裂ける[11]

by オオバギボウシ - Wikipedia

 

説明の通り上の方はまだ蕾だ

 

 

お次は見慣れないミミズを発見!

 

 

これは…新種か?

 

ハンマーヘッドミミズかい?

んなわけでした…期待して損したぜ(^^;

調べてみると「コウガイビル」とのこと

へら状、あるいは半月状の頭部と多数の小さな眼点を有することを特徴とする[1][6]

by コウガイビル - Wikipedia

 


姿もそうだが名前もパンチがあるなぁ→「公害ビル」かと思った(笑)

 

 

そして山の天気はなんとやら

 

 

 

 

うん、知ってた

 

 

前回登った焼岳と同じ現象

 

霧なんてもうすっかり慣れっこさ(笑)

 

 

必ずしも霧が悪いといいうわけではない

そもそも天気の晴れや雨に善し悪しなんてものはない

 

霧エフェクトが幻想的な景色を作り出す

 

ヨウシュトリカブト

ドクウツギドクゼリと並んで日本三大有毒植物の一つとされ[1]トリカブトの仲間は日本には約30種が自生している。

by トリカブト - Wikipedia

 

もちろん猛毒があるので誤食にはご注意!特に筆者を含む野食をしている人は

 

実際にトリカブトを見る(認識)するのは初めて

 

 

見た目の花が美しくても、その中身に人一人を殺すのに十分な毒をため込んでいる

植物の防衛力ってすごいですねぇ。関心かんしん

 

 

峠らしきとこを抜ける

 

 

そこに待っていたのは登坂の疲れがすべて吹き飛ぶほどの絶景

 

 

おおっ!

 

 

 

 

カレンダーとか写真で見たことあるやつだ!

 

 

v字の谷が凄い

絶景過ぎて言葉が出てこない…

 

 

急な登りで体力をゴリゴリに削られたあとのご褒美タイム♪

 

いままでの疲労が嘘のように吹き飛ぶ

 

頭の奥から快楽物質「ドーパミン」がどばどば放出されているのを今までにないほど感じる

 

 

北アルプスのポテンシャルやべーな(小並感)

 

 

興奮が冷めぬまま写真を大量に撮る

 

満足したのでようやく足を進める

 

 

 

 

目指すはすぐそこのピーク「抜戸岳」

 

 

しばらくは平坦な休憩ステージ

 

 

ここで足を貯める

 

 

その後も北アルプス山野草に癒される

 

 

 

休憩ステージが終了

 

ラスボス、心臓破りの急こう配が目の前に立ちはだかる

 

 

 

この標高でこの勾配はきついなぁ(^^;

 

 

しかし、ゴールを目にして引けるわけがない

 

いつもよりペースを落として一歩一歩着実にゴールに向けて登る

 

気持ちはもっと早く進みたいが、ぐっと堪える

 

 

カサ→笠ヶ岳

分岐点に到着

 

さすがに笠ヶ岳いったら雨に降られるなぁ

 

また来るよ

 

 

ここから先は尾根伝いに進む

 

 

平たい岩がいっぱい
いったいどうやったらこんな地形になるの(笑)

 

低い草木を抜け

 

 

ついに…

 

 

9:22 抜戸岳

 

 

 

ついだぞぉぉおおお!

 

 

山頂の標識はなんかしょぼいけども

 

そんなのは大して関係ない!

 

 

自分の足で抜戸岳に来たことに意味があるのさ

 

 

恒例?の三角点タッチ

 

歩きで来た。

今回は山頂に人がいなかったので自撮り(すれ違い)

 

 

山頂でパシャパシャしてもちつく

 

 

 

 

今回の行動食は天然のエナジーバー「バナーナ

 

 

安いバナナも山頂でとるとなんか高級バナナに見えるのは筆者だけ?

 

ふぅー

 

 

雨が降る前に帰るか

 

 

ってことで来た道を戻る

 

 

 

そいや、7月に雪を見ました↓

 

 

 

帰りはいろんな昆虫を撮りながら下る

 

いつも植物ばっかだから多少はね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

12:40 笠新道登山

 

プロテイン用の水を汲んで帰る

 

運動後のタンパク質補給大事!

 

プロテインも山の水の方がうまいと思うんだ、きっと

まだ雨降ってないぜ

 

このまま帰りまで天気がもち

 

 

ませんでした(´;ω;`)

 

 

うん、なんとなくこの展開になると思ってた(未来予知)

 



カッパ(上だけ着て)無料駐車場に戻る

 

なお、このあと土砂降りになったため写真はここまで

 

 

13:26 新穂高温泉バス停

 

13:32 登山者用無料駐車場

 

 

びしゃびしゃのままバイクにまたがり寮に戻る

 

 

帰ったら俺、あったかい温泉にはいるんだぁ

 

と、自分でフラグを立てる

 

 

その後フラグ回収するどころか、近くのトンネルを過ぎたら晴れてきた(笑)

実際はそんなもんだよねー

 

 

反対車線の車やバイクは濡れていない

 

どうやら山だけ雨雲が集中していたみたい

 

 

山に向かうバイク(同志)よ、ご武運を!

 

 

無事帰宅
雨が降っていたのが嘘のような晴れ

 

 

その後は飯食って、旅館(リゾバ)の温泉独り占めして泥のように眠ったとさ

 

ちゃんちゃん♪

 

 

さて、次はどこの山を登ろうか🤔

 

まとめ

  • 北アルプスでもピストンできる山はある(おすすめはしない)
  • 平日早朝でも無料駐車場は満車
  • 北アルプスのポテンシャルぱねぇ

 

 

▼活動報告

ピストンde抜戸岳🏔(北アルプス) / やぎりんさんの槍ヶ岳・穂高岳・上高地の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 

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