ワールド・エクスプローラー “やぎりん”の大冒険

元船乗り。2022年バイクで日本一周→2023年バイクお遍路→地球一周クルーズ→2024年ボディビルを目指しながらトレーナーとして働く

【登山】憧れの北アルプスにチャレンジ!→まさかの百名山だった⁉(焼岳)

ども。

 

リゾバ戦士のやぎりんです

 

 

目次

 

 

雑談(リゾバで働いてみて)

 

リゾバもついに折り返し地点に来ました

自分でいうのもあれですが、仕事にも慣れ少しは仕事先のお役に立てているかなって感じるようになった

 

最近ではお客さんとのやり取りがとても楽しい

日々いろんなお話をしていろいろと勉強させてもらったり、感謝をいただいたりしてもらったりしています(●'◡'●)

 

やっぱり(良くも悪くも)フィードバックがすぐに帰ってくる仕事っていいですね

 

今までの仕事(調査船の船乗り)は人から感謝された経験がない

 

なので

 

「この仕事って誰の役にたっているんだろう…」

 

って不意にむなしくなる時が多々ありました(^^;

 

 

給料が発生している時点で誰かしらの役には立っていると思う

しかし、実際この仕事によって誰が幸せになるのかということを考え出すと途方もなさ過ぎていまいちピンとこない

 

心を殺せば、お金の為だけと割り切ればなんとかなっただろう。

そして多くの人が違和感を感じながらも気づかないふりをして続けるのだろう

 

しかし、筆者の場合は自分を騙すという行為がとても苦手

自分を一時的にだますことができても、それが日常的になると心が病むことは最近理解した

 

そして大体そういう職場では人間関係も良好でない、どちらかというとギスギスしていることが分かった

 

逆に今のようにゆとりのある職場は給料面では少ないと感じる

しかし、仕事のやりがいや休暇、人間関係の面で恵まれていると思う

→結果的にストレスフリーで楽しく働くことができている

 

正直どんなに稼いでいても、ストレス発散で浪費してたらお金は貯まらない

船乗りは高給取りだが貯金が少ない人が多いのはストレスまみれだから

 

 

仕事の価値観については個人差があると思う

なのでこういう筆者みたいな人間もいるんだなぁ~と認知していただけたら幸いです

 

 

箸休めのアカツメクサwithみつばっち

 

 

事の経緯

 

せっかく奥飛騨にいるから地の利を生かした登山をしてみたいなぁ

 

そいや、目の前の山って日本アルプス(北アルプス)よな

 

せっかくなら奥飛騨にいるうちに北アルプスに登っておきたいなぁ~

→日帰りで登れる手軽な山ないかな?

 

 

おっ、往復6時間くらいで登れる手ごろな山発見!

(日本アルプスは基本的に縦走スタイル、日帰りよりも泊まり込みメイン)

 

よし、今回のターゲットは「焼岳」

 

君に決めた!

 

 

焼岳とは

 

 

焼岳(やけだけ)は、飛騨山脈長野県岐阜県にまたがる標高2,455 m活火山で、別名は硫黄岳[2]常時観測火山[3]に指定され、日本百名山に選定されている[4]

by 焼岳 - Wikipedia

 

 

現役の活火山→火山ガス情報に注意

 

その恩恵か麓では温泉や、地熱発電があった

 

 

5:00頃 起床 

 

もっと早く起きる予定だったけど近いから問題ない

 

寝ぼけながら着替える→昨日ホムセン箱にぶち込んだ登山道具を積んで出発

 

 

高原の冷え込んだ空気でシャキッとする

 

いや、途中のトンネルで凍えていました(^^;

 

 

7月で20℃って涼しすぎんか?

※長袖長ズボンでも凍えた

 

 

一瞬北海道を思い出したぜ(笑)

 

 

5:48 登山駐車場 到着

 

登山者用無料駐車場
平日早朝ってことで先客は1台のみ



先日のツーリング、北アルプス大橋に来た時の道だったのでナビなしですんなりこれた(●ˇ∀ˇ●)

 

肝心の北アルプスは工事中で行けなかったんですけどね…

 

 

▼参考記事

yagirin1008.hatenablog.com

 

 

 

登山靴に履き替え、ナップを背負う

 

 

ヤマップ(登山地図)のアプリを起動&登山届をして出発!

 

駐車場入り口
簡易トイレ、登山届のポストあり

 

焼岳登山口までは舗装路を歩く(ウォーミングアップ)

 

登山口までの道中は活火山の印を見ることができる

 

 

腐卵(硫黄)臭がする白い煙がもくもくと
温泉関係の施設かな?

 

地熱発電

建物は新しく立派
在中の人がいるのか、中には車が停まっていた

 

ロゴをパシャリ
奥飛騨温泉郷中尾地熱発電

 

火山は人々に多くの恩恵を与える

 

それと同時に時として多大な災いをもたらすことも我々は忘れてはならない

 

そんなことを思いながら登山口まで歩く

 

注意の看板が至る所にある
活火山なのでその辺のリスクを考えた上で登る

まぁ、噴火したら念仏唱えるしかやることがないかもですが(^^;

 

 

5:59 焼岳中尾登山口

 

焼岳の登山口に到達
看板があるのでわかりやすい♪

 

 

よし!登るぞ

 

 

 

今日は正午から雨予報なのでサクッと登ります

 

 

雨登山はいろんな意味でだるいですからね(^^;

 

やったことないけど(笑)

 

 

序盤は森ステージをもくもくと進む

 

 

至る所でワイヤーが落ちている
けっこな太さ、何に使っていたんだろう🤔

 

さぁ、どんどん行こう

 

 

境界見出標
測量の際には通常木杭が打ち込まれますが,これはあくまで仮のもので,何年か経つと腐ってしまったり,動いてしまったりします。最も有効な手段は,境界石やコンクリート標といった永続性のある境界標を埋設することです。都市部のように住宅が密集し,境界標を地中に打ち込むのが困難な場合は,ブロック塀やコンクリートなどに直接打ち込める金属鋲を使って表示することもできます。
by 法務省:土地の境界トラブル防止 (moj.go.jp)

名古屋の文字に反応してしまう名古屋市民(笑)

 

 

途中で滝スポット(白水の滝)発見
落差は45mとのこと

 

滝ビュースポットは滝までの距離が遠すぎて迫力がいまいち

 

近くで見れたらもっと感動するんだろうなぁ と冷静に分析🤔

 

 

高度があがると苔苔しい風景になる

草生えるじゃなくて苔生えるwww

 

ジブリ作品に出てきそうな苔苔しい道を進む

 

 

見慣れに植物を発見!

 

 

(。´・ω・)ん? なんだこの植物?

 

 

葉っぱのバランスが整っている花「ゴゼンタチバナ」を発見

ゴゼンタチバナ(御前橘; 学名Cornus canadensis)は、ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属多年草である。
高さ5–15センチメートル。は2枚の対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見える。花の咲く株は葉が6枚にまで成長したものである。

by ゴゼンタチバナ - Wikipedia

 

とりあえず写真を撮って後から同定アプリにぶち込む

(便利な時代になったもんだぁ)

 

 

花期は6–8月[4]。花は4枚の白い総に囲まれハナミズキヤマボウシに似ている。

 

↓こちらがヤマボウシ

ヤマボウシ(山法師)
白と緑のコントラストが目を引く

 

個人的にはドクダミの白の花弁(実際には花弁ではない)に近いと感じた

 

 

山にはこういった普段見慣れない植物を見る

個人的にレアな植物の写真を撮るのも登山の楽しみの一つ♪

 

 

高度が上がり次第に視界が開けてきた
見下ろすと大規模な砂防堰堤が見えた

 

標高3,000mを超す北アルプスの山々は、樹木が育たない厳しい環境。
「もろく流れやすい火山堆積物」
火山噴火を繰り返し堆積した脆く崩れやすい火山灰の土地などが激しい豪雨で流されるためです。

by 奥飛騨さぼう塾|各種情報・学習|神通川水系砂防事務所-国土交通省 北陸地方整備局 (mlit.go.jp)

 

 

▼詳しくは別記事の「さぼう塾」にて記載してます

yagirin1008.hatenablog.com

 

 

さらに進むと建物を小さな発見

 

 

焼岳雨量観測所
施設の中身はどうなっているのか毎回気になるのは筆者だけ?

 

こんな山奥によく観測所を作ったものだ(関心かんしん)

 

 

間もなくすると神社が出現

 

岩が立派!

 

山奥の神社を発見!岩がご神体かな?

調べてみたが、Googleマップにも記載されていない
ここを通ったもののみ存在を観測することができる神社

 

 

森ステージを抜け尾根が見えてきた

 

視界良好&風が心地いいぜ

 

 

ノアザミwithみつばっち

ノアザミ(野薊、学名Cirsium japonicum[1])はキク科アザミ属多年草。日当たりのよい山野に生えていて、初夏から夏に花を咲かせるアザミのなかまの一種。深く切れ込んだ葉の縁にはとげがあり、花色は赤紫色や淡紅色のほか、白色もある。

by ノアザミ - Wikipedia

 

左:伊吹山の「ミヤマコアザミ
右:焼岳の「ノアザミ

同じアザミでも葉っぱのトゲトゲ感が違う

 

ミヤマコアザミを見ていたら「オニヒトデ」にしか見えない魔法にかかった(笑)

 

 

▼参考記事(伊吹山)

 

yagirin1008.hatenablog.com

 

 

ルート(話)がそれてしまったので修正(^^;

 

 

9:20 中尾峠

 

上高地方面(長野)の景色
今のところは天気は大丈夫そう

 

天気がこらえているうちにサクッと登るぞ

 

 

焼岳方面は霧がかかっている

 

ちょっと躊躇したが、時間が経つにつれ霧(雲)が晴れてきたのでアタックを決意

 

 

ここからゴロゴロ石ステージ
ペンキの目印を頼りに登っていく

どうでもいい話だけど、こんな場所でゴローンの「転がる」の攻撃されたらひとたまりもないよね

 

地面から熱気を感じる

触ってみるとほんのりと温かいんだから

 

霧が晴れた!

ギギギギギ
晴れた!と思った瞬間にはすぐ霧に包まれる→晴れるの繰り返し

 

 

山ってこんなもんだよね

 

 

山は逃げないっているけど、山も生きているから登れる機会があれば積極的に登った方がいいと思う

 

伊吹山のがけ崩れとか火山ガスによる登山道の閉鎖とかあると思うし

 

今後も「やらない後悔よりやる後悔」をモットーに山に挑戦していきたい

(もちろん無謀なチャレンジはしない、まだ死にたくないし)

 

 

話を正規ルートに戻す

 

危険ゾーン×には硫黄の噴出穴があるので注意
違うと思ったら自分の位置を確認!

 

ラストスパート

 

ルートを間違わないように登り

 

 

ついに…

 

 

 

登頂!Yeah

 

 

8:17 焼岳(北峰)

 

 

 

みんなもご一緒にサムズアップ↑

 

 

登頂するとテンションが2割増しでハイになるのは筆者だけじゃないよね?

 

 

反対側(長野方面)は晴れ模様

 

 

どれどれどんな景色が待っているのかな~?わくわくっ

 

 

 

 

 

ワーオ

 

 

オーマイガー!な景色です←謎に英語

 

 

小学生みたいな感想でが、日本じゃないみたいΣ(゚Д゚)

 

荒々しい岩肌やわらかな緑が調和しており良い!

 

 

すんごく良い!

 

 

想像の外にある絶景を目にすると語彙が一気に乏しくなる

 

頑張って当てはまるピッタリな言葉を探すがまったく見つからない

 

 

この素晴らしさを皆さんにお届けしたいが、1割程度しか伝えれないのが悔しい(´;ω;`)

 

 

つまり、実物はこの写真の倍以上きれいってことです

是非自分の目で確かめて下さいまし!

 

 

 

焼岳 クリア!

 

 

 

山頂の景色を楽しんでいたら来客(おっちゃん)が来たので写真を撮っていただいた

 

 

 

 

ポーズは雄大な焼岳を表現しております(テキトー)

 

やっぱり慣れない自撮りをするよりもこっちの方がいい写真がとれる

 

 

人に頼むと自分と違った角度やブレもあるが逆に良い味になる

あと、自分がとった写真よりも記憶に残るんですよねぇ←何気に大事

 

 

「この写真はあの男性に撮ってもらった写真んだよな~」ってな感じ...( = =) トオイメ

 

 

その後も写真を何枚どころか、景色が変わるたびに撮る
山頂の景色は刻一刻と表情を変えるので見ていて飽きない

 

風にあたりすぎて体が冷えてきたのでそろそろ降りまっか

 

 

行動食のハイカカオチョコを補給して下山開始

 

 

後半開始
下りは体(脚)との戦い

 

下りは下りの景色があって面白い

 

 

 

同じ道なのに見る角度によってこんなにも景色が変わるもんなのか(関心)

 

視野の広さ、視点を変えることの重要さを山が教えてくれる

 

 

自然の教えは体にスッと入ってなじむのが良い!

(人の教えは消化吸収に時間がかかる)

 

 

9:20 中尾峠

 

 

 

その後も新鮮な景色、山の緑に癒された

 

 

9:33 焼岳小屋

 

分岐点に立派な小屋がある
管理人かな?人がいた

 

 

再び森ステージとなり景色の変化が無くなった

→無心にしてひたすら歩く

 

頭空っぽで歩く時間も嫌いじゃない

 

 

10:55 焼岳中尾登山口

 

雨が降る前に下山←ミッション達成

 

 

余裕ができたので行きに気になっていた植物の写真をパシャリつつ帰る

 

 

キツリフネ(黄釣船)

日本では北海道本州四国九州の低山から山地にかけて分布し、水辺などのやや湿った薄暗い場所に自生する。ツリフネソウの分布域と類似するため、ともに群生していることも多い。

by キツリフネ - Wikipedia

 

ソバに似ている「ミゾソバ
リゾバの天ぷらで出されていたので気になっていた植物

日本では北海道本州四国九州の小川沿いや沼沢地、湖岸などに分布する。 特に稲作地帯などでコンクリート護岸化されていない用水路脇など、水が豊かで栄養価が高めの場所に群生していることが多い。

今でこそ護岸をコンクリートで固められてしまった場合が多いが、かつて日本各地で水田が見られた頃は、土盛りされていた用水路、小川などの縁に普通に生えており、その見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来になっている。

by ミゾソバ - Wikipedia

 

 

11:09 登山駐車場 

 

 

無事下山!

 

 

アプリ(ヤマップ)を終了する

 

おつかれ山

 

 

登山後はプロテインを補給して血中アミノ酸濃度をあげる→疲労回復を促進する

 

登山靴を履き替え帰宅

 

 

スーパーに寄った瞬間大粒の雨が降て来た(^^;

登山中じゃなかったのがせめてもの救い

 

 

寮に戻ったらご飯をたべ旅館の温泉を独占して終了

 

 

温泉がタダで入れるってメシウマだなぁ、特に登山後は特権すぎる

 

 

 

まとめ

 

 

▼活動報告(ヤマップ)

リゾバ休みにひと登り⛰まさかの百名山🫢焼岳(北峰) / やぎりんさんの槍ヶ岳・穂高岳・上高地の活動データ | YAMAP / ヤマップ

 

 

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