ワールド・エクスプローラー “やぎりん”の大冒険

元船乗り。2022年バイクで日本一周→2023年バイクお遍路→地球一周クルーズ→2024年ボディビルを目指しながらトレーナーとして働く

【2023年世界一周】0.1話、99万円で世界一周時代の終焉

ども。やぎりんです

 

今回はみんなが気になる「世界一周クルーズのお金」の話をしていきます

 

 

一昔は99万円だったヤング料金
今ではシニアと同じ100万円台後半に...(´;ω;`)



 

目次

 

 

115回(2023年8月)クルーズも当初は99万円?

 

99万円で地球一周の船旅

 

皆さんも居酒屋のトイレや街中でこのポスターを見たことあるのでは?

 

 

そんな安い値段で世界一周の船旅なんてできるの?

 

なんか怪しぃ...

 

 

って思うのが一般的な反応

 

もちろん筆者もその一人

 

怪しいと思いながらも料金の安さに応募しました(笑)

 

安さに目がくらむとはまさにこのこと

 

 

実際にピースボートのクルーズ説明会に行ってみる

→想像に反しちゃんとした組織でビックリした

(ピースボートセンターはお世辞にもキレイとは言えないが...)

 

 

クルーズにかかる費用

 

実はクルーズ料金の「99万円」にもからくりがある

 

からくり1

 

99万円は「旅行代金」のみ

 

つまり船の生活でかかる「生活費」が99万円ということである

 

からくり2

 

この格安プランは「フレンドリー・ヤング」といって、30歳未満を対象としたプランである

 

それ以降はシニア向けとなっており船賃が高くなる(もちろん部屋のグレードも上がる)

 

からくり3

 

この99万円の料金に「その他の小計」は掲示されていない

 

▼小計の例

  • ビザ取得代金合計
  • ポートチャージ料
  • チップ合計
  • 国際観光客税

 

▼その他

  • 海外保険
  • ツアー代
  • ESTA申請費
  • 娯楽費

 

などの見えない経費もあるのがややこしい

 

 

整理すると

 

①船賃(旅行代金)...99万円

②船のチップ代など...16万円

③保険、ツアー代、雑費...10~50万(人によって個人差あり)

 

 

①が見える費用で

②③が見えない費用になる

 

 

筆者の実例

 

115回(2023年8月)クルーズは当初「99万円」だったと聞いている

 

しかし2022年10月X日のある日を境にクルーズ料金が値上がりした

(ちょうど筆者がバイクで日本一周していたころですね)

 

 

99万円→129万円

 

実際の紙(費用明細)

 

ななななんと30万円の超過Σ(・ω・ノ)ノ!

 

 

30万ありゃバイクもう一台かえるやんけ!(高額な値段の比較がバイクでしかできない)

 

 

コロナ渦で3年間もクルーズができなかった

運営会社も依然と同じ99万円では苦しいのでしょう

 

クルーズ代返金問題もありましたし余裕はないのは外部の素人から見ても一目瞭然

 

まー、円安に物価高騰している昨今

これから値段が安くなることはない→今が一番安い

 

ということでクルーズの申し込みをした

 

ちなみにバイクの納車と同じで

頭金を入金(5%くらい)することでクルーズの席が確保されるシステムです

 

ちなみに筆者の頭金は64,500円でした

 

 

全体の5%と考えるとたった6万4千500円か、と金銭感覚がバカになるのが恐ろしい...

 

これから大きな買い物をする時はいらないオプションつけないように気を付けよう(教訓)

 

 

 

まさかの追加金

 

430,000円

 

 

愛車のジクサー150(35万2000円)よりも高い値段

 

これは新たに追加請求された金額である

 

 

日本の円安&物価高の影響は家庭だけではなくクルーズ業界にも無慈悲に襲い掛かる

 

 

そう、 「燃料費高騰」によるクルーズ代金の値上げの通達が2023年5月に来た

 

 

こちらがその通達↓

 

 

 

さすがに金額だけ提示すると納得されないと運営側も思ったのか

 

 

本来→561,330円

追加金額→430,000円

 

と少しでもお客さんの負担金額を減らしているとアピール

 

そりゃ、何の説明もなく43万円も値段釣り上げられたら不審に思う&怒りますからね

 

 

筆者の決断は?

 

コロナウイルス、ロシアのウクライナ侵攻などなど世界情勢の予想は誰にもできない

 

この3年間で誰も未来を予想できないんだなぁ

と身をもって痛感した。

 

分かっているのは今という現在だけ

 

もちろん未来に対する投資&行動はとても合理的で素晴らしいことだ

 

しかし、多くの人は誰もわからない未来を恐れる&備えるばかりで今をおろそかにしている人が多くなったと筆者は考える

 

「今を生きる」「マインドフルネス」という言葉が最近よく出てくるのも今を生きていない人が増えてきたからではないだろうか?

 

だったら誰もわからない未来よりも今を生きる選択をしたい!

その選択が(矛盾しているかもしれないが)未来につながるものだと信じているから

 

ということで

 

 

115回クルーズ(2023年8月~12月)に乗ります!

 

 

最終的なクルーズ代(支払い済み)

 

 

 

①旅行代金...1,160,000円(当初より-13万円)

②費用小計...587,500円(当初より+43万円)

 

 

①+②...1,747,500円(当初より+36万6千500円)

 

 

この金額が高いか安いかといえば

 

値段だけを言えばはっきり言って 高い

 

 

しかし、この世界一周の船旅は自分にとって誰にも奪えない財産になるだろう

 

その財産には価値がある

 

その価値が1,747,500円よりも高いのか、安いのかは筆者が決めることである

 

この経験が値段以上のものであることを願う。いや、値段以上の価値を見つけ出して見せる!

 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、筆者は生粋の貧乏性

 

転んでもタダでは起きないがめつい精神の持ち主

 

 

そして成長痛と同じで痛みを伴うからこそ、リスクがあるからこそ大きく成長ができるとも思っています

 

そういう意味では今回のクルーズ代金の値上げも含めていい経験になったと思う

 

そして50年後くらいには

「昔はたったの159万円で世界一周で来たんだぜ!」って自慢話ができていたらいいなぁ~なんて思っています(笑)

 

 

以上、世界一周クルーズのお金の話でした

 

 

まとめ

  • 「今」が一番安い
  • 成長には痛みを伴う
  • 「価値」と「価格」は違う

 

▼次回記事

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